１．自然が‘最も美しいとき’を待って
金剛山が季節によって違う呼び名を持っているように、自然は季節によって、時間によって、気候によって、そして見る人の気持ちによって様相を変えます。 春の万境平野はただの原っぱに過ぎません。 しかし晩秋の秋水を前にした 万境平野は、ただそばを通るだけでも南の大地の豊かさを感じさせてくれます。 冬の江原道の赤松屋根の家、雨季の大川の海、雪の降る華陽洞渓谷など、同じ渓谷でも、同じ河でも幾千もの顔を私たちに見せてくれます。
「そこに行きたい」は、わたしたちがこれまで見ることのできなかった‘韓国の自然’を訪れます。 それだけでなく、この番組では半世紀にわたる分断状況の中で訪れることができなかった民間人統制線非武装地帯近辺などの隠れた秘境も 積極的に発掘、紹介していこうと思います。 このような神秘的な秘境と共に、視聴者の方々には、韓国の領土、韓国の自然を 新たに見直す機会となることでしょう。 ２． 一度は会ってみたかった‘時のひと’と共に
この番組にはとても素敵な同行者がいます。
情熱と純粋さ、年齢を超えた‘青年精神’でこの時代を輝かせた各分野の 専門家たち、一度は会って話をしてみたかった‘時代の顔’と共にお送りします。 週休2日制が拡大されたことで、週末になると都心は空っぽです。 金曜の夜になると、長い車の列が郊外へと続き、いつしかわたしたちからは、一年中夏を待ちわびていた‘休暇’文化が消えてしまいました。 いまやその気になれば一人で、あるいはカップルで、ときには家族と一緒に、長くて2泊3日、あるいは軽めに1泊2日と、すばらしい休息をとることのできる本格的な余暇時代を生きています。 いまやわたしたちの人生を豊かにするためには、‘事業と自分の仕事’のための努力と同じくらいの、‘よく休む’努力とアイディアが必要な時代なのです。 しかし、いざ旅に出ようとすると途方にくれてしまいます。 名高い名勝地でも季節を間違えると、景色を楽しむこともできないまま、押し寄せる人ごみにのまれてしまうしかありません。 今の季節、誰とどこに出かければいいのでしょうか。
「そこに行きたい」は、まさにそのような悩みをかかえている方々へ、新鮮内容で信用できる案内役になるため新たに出発しました。