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紹介| 甕器(オンギ)民俗博物館(옹기민속박물관)
- ソウル道峰区雙門洞に位置する韓国最初の甕器(オンギ=壺)専門博物館で、面積664㎡、 延べ建坪660㎡に約2,500点の遺物を所蔵している。
韓民族の素朴な香りがにじむ甕器の価値を広めるために1991年に高麗民族博物館として設立され、1994年に甕器民俗博物館となった。展示と観覧にとどまらず、訪問客が直接参加できる体験の場をメインとして運営されている。
展示空間は甕器展示室、民族生活用品展示室及び野外展示場からなる。中でも甕器展示室には、肥やし桶、尿瓶、火鉢、煙突、焼酎蒸留器などの生活用甕器と楽器用甕器、民間信仰用甕器など約200点、総2,000点が時代別、用途別に分類されている。
特に高句麗人が使用していた水差しや山水模様が刻まれた王室専用米ひつ、天主教迫害のために隠れた天主教人たちが煙突の上に隠密に取り付けた十字模様など歴史的価値の高い甕器を多く所蔵する。
民族生活用品展示室には木工芸、わら工芸、紙工芸、金属工芸などの生活用品と四禮や巫俗信仰に関連する約100種の民族生活用品が展示されており、野外展示場には揚水機、唐箕(とうみ)など昔の農機具と道具約199種を始め、大壺、石塔、石灯、ひきうす、井戸などが展示されている。
伝統生活甕器と民族工芸品の販売も行っており、20人以上の団体観覧時にはスライド上映をする。毎年一般人のための茶道教室、陶芸教室、野外ワークショップ、窯探訪などの特別イベントもある。
アクセス
- ・【4号線】水踰駅(すゆえき)3番出口⇒バス(120、153)