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- 飛禽島(ピグムド)
紹介| 飛禽島(ピグムド)(비금도)
- 木浦から西に約54㎞の地点に位置する面積44.13㎢、海岸線の長さ86.4㎞、人口約4,815人(2001年統計)の全羅南道新安郡の島。
ユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終作「春のワルツ」のロケ地で、ドラマに映し出された山道から望むとハートに見える<ハート型の湾>が実に美しい。鳥が飛ぶように見える島の形から飛禽島と呼ばれる。
1996年に都草島と島を結ぶ西南門大橋が完成し、都草島とは同じ生活圏になった。
最高点は255mで島の南西側に突き出ており比較的傾斜がきつい。中央には平地があり 東側には城峙山(164m)を中心に所々に100m以下の低い丘陵がある。北東海岸は海蝕崖が発達しており西には砂質海岸が広がり、南海岸には塩田地帯がある。1月の平均気温は1℃ 前後で8月の平均気温は26.5℃前後、年間降水量は1,150㎜程度。植生は主に赤ガシ、クスノキ、ホオノキ、マサキ、ヤブツバキなどの暖帯性植物が生息する。
住民の多くが農業と漁業を兼業している。農産物は米、麦、豆、さつまいも、にんにく、玉ネギ、ほうれん草などが生産され、特に冬に生産される黄金ほうれん草は葉が柔らかくおいしくて有名だ。近海ではカタクチイワシ、スズキ、イシモチ、カレイ、アナゴ、タコ、ナマコ、エビなど様々な魚介類が採れ、ノリ、ワカメなどの養殖も行われる。韓国で最初に天日塩を生産した地として製塩業も盛んだ。