視聴者の皆様へ

いつもKBS Worldをご覧いただき、誠にありがとうございます。

昨日（5月29日）の放送におきまして、番組編成を急遽変更し、韓国の盧武鉉（ノ・ムヒヨン）前大統領の国民葬を放送したことにより、予定の番組に大きな期待を寄せてくださった皆様に多大なご迷惑をお掛けいたしました。
韓国公営放送KBSの子会社といえども、日本の放送の一環を担う企業として、番組編成は視聴者の皆様との約束であり、私共が守らなければならない一番大切なことだと認識しており、心からお詫び申し上げます。

弊社はNHKのような韓国公営放送KBSの子会社です。盧武鉉（ノ・ムヒヨン）前大統領の国民葬は、韓国現代史の一角として、非常に重要な位置づけを担うことであり、韓国国民の1/10が弔意を表すほどの国家的重大事でした。また、番組をご覧いただいている皆様も、弊社におきましても、日韓両国の“心の交流”を大切に感じていらっしゃることは同じと存じ上げます。こうした点から、放送内容を変更させていただきました。今回の放送が、相互理解推進の一助になれば幸いと存じ上げるとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

お陰様でKBS Worldは、日本での放送開始以来、4年間で315万世帯の方に加入していただいております。放送開始当初より、KBS１とKBS2の総合チャンネルで直接制作した、お客様にとって魅力あるコンテンツを放送する努力をしておりますが、今年10月からはより一層レベルアップし、HD放送でご覧いただける予定です。

皆様のあたたかな愛と期待に、より一層お応えできるよう最善を尽くしてまいりますので、今後ともKBS Worldを引き続きご愛顧頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

末筆になりましたが、視聴者の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

2009年5月30日（土）午前
KBSJAPAN株式会社
代表取締役　チャン・ヘラン