土１グラムには1億の微生物が潜んでいる。地球の生物体の中60％を占めているが、まだ世の中に知られているのは１％に過ぎない無尽蔵の未来の宝庫。先月27日に放送した「科学カフェ」の‘ニューフロンティアライフサイエンス’では微生物を発見し、活用している事例が紹介され、視聴者の注目を集めた。

最も有名な微生物は腸にいい乳酸菌。現在、乳酸菌市場だけで年間2兆5千億ウォン規模に至っている。乳酸菌は私たちの腸の中で糖分を分解し、乳酸を作って腸内の有害細菌の増殖を抑制する役割を果たす。

最近、キムチから発見された乳酸菌が難病のアトピー皮膚炎の治療に効果があると明らかになった。乳酸菌の細胞が腸に吸収され、免疫調節能力を向上させてアトピーを予防してくれると言う。