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エンタメ情報
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猛スピードで変わっていくソウル。その片隅に、いまだかつての姿を大事に保っている町がある。そんなソウルの姿を探して写真に収める写真作家ノ・イクサンさん。今月21日「感性ドキュ美知秀」では彼の記録に沿ってソウルを見つめ直してしてみた。 まだ路地が残っている城北(ソンブク)区、三仙(サムソン)洞の山の真下にある町。坂道に沿って並んでいる家々、窓際に作った素朴な花壇、町の路地に広場の如く座っている人々。このように人々がお互いに椅子一脚を出し、共につらくて孤独な人生を耐えてきたことを感じさせる風景が、見る人の心に潜んでいた感性をよみがえらせる。 蘆原(ノウォン)区・中渓(チュンゲ)洞の高い丘の上の町。狭い路地を上がれば、町の人々が集まって一緒に肉を焼いて食べる人情がまだ残っている所がある。ある人は、昔は路地で食べていると、行き来する人たちが焼酎も加えて、肉も加えて、一緒に分け合って食べたと思い出を探るように語る。 また、鍾路チョンノ区・昌信(チャンシン)には道の片隅にボックスを並べてその上に座り、将棋をするおじいさんたちと通りすがりに勝負に口を出すために足を止めたおじいさんの風景も見ることができる。 |
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