26日放送の「製パン王キム・タック」では、タックの精神的な支えだったパルボン先生が最後まで弟子らに教えを与えた。タックには‘世の中で一番幸せなパン作り’を、そしてマジュンが醗酵日誌を持っていくと予想したパルボン先生は、醗酵日誌の中にマジュンに宛てて書いた真心のこもった手紙でマジュンの愚かさを悟るようにした。

マジュンとタックは師匠の教えに頭を下げて嗚咽した。悲しむ間もなく、コソン家には主権争いが激しくなっていった。スンジェはパルボン先生の死で物騒がしい隙を狙って3日間ずっと理事らとミーティングを続け、インスクはマジュンの政略結婚を利用し持ち株の確保に死力を尽くした。だが、このようなインスクの行動は、ユギョンを思うマジュンの心を一層強くさせた。

揺れるイルジュンに方法はタックしかなかった。そして、コソン食品の弁護士がタックを訪ね、イルジュンの身辺に問題が生ずればタックにこれを伝えるように言われたと、タックにイルジュンが脳出血で倒れたという事実と共に委任状を渡した。