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キム・ミョンミン、「不滅の李舜臣」を最後に演技をやめようと思った 2009年09月14日 16:15
12日に放送した「芸能街中継」に出演したキム・ミョンミンはこの23年間の俳優人生を淡々と振り返った。
この日の放送でキム・ミョンミンは『見かけは順調なスタートかも知れないが、自分自身にとっては戦闘的で死に身になっていた』とデビュー当時を思い返した。
両親の反対の中手探りで始めた演技。しかし、2001年に公開した映画「鳥肌」で華麗に銀幕デビューを果たしたにも関わらず、キム・ミョンミンはその後も苦杯を舐めなければならなかった。全力の情熱を注いだ作品が次々とスクリーンに流れることなくお蔵入りとなる痛みを味わったのだ。
それに対して、キム・ミョンミンは『3度目になると、‘わたしはダメだ。才能が無い。’という結論が固まった』と挫折の瞬間を打ち明けた。夢のために奮闘していたキム・ミョンミンが悔し涙を飲まなければならなかったのだ。
しかし、キム・ミョンミンは倒れなかった。2004年に放送した「花よりも美しく」で人気を集めた彼は「不滅の李舜臣」でその人気を不動のものにしたのだ。特に「不滅の李舜臣」はキム・ミョンミンに演技大賞を授けてくれた作品で、同時にトップスターへの道を開けてくれた貴重な作品だった。
キム・ミョンミンは『李舜臣という偉人を見せるという思いより、民族の英雄を敢えてわたしが表現するということでとてもプレッシャーを感じた』と当時を振り返った。さらには「不滅の李舜臣」を最後に演技活動をやめようとも思ったという。
しかし、「不滅の李舜臣」はキム・ミョンミンの終止符ではなく、出発点となった。その後キム・ミョンミンは「白い巨塔」や「ベートーベンウィルス」を連続でヒットさせ、演技力と興行という二兎を手にした。諦めない彼の精神と一途に演技だけを思う情熱が実ったのだ。
現在、キム・ミョンミンは役作りのため20kgの減量をして臨んだことで、話題を集めている映画「私の愛、私のそばに」の公開を控えている。
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