3日にCGV狎鴎亭(アックジョン)で開催された制作報告記者会見でユン・ジョンビン監督は、『安全企画部に関連する映画を準備していて“黒金星”というスパイの存在を初めて知りました。韓国の秘密情報機関もこのような活動をしているということを知って驚きました』と話した。

1993年に北朝鮮の核開発を巡って朝鮮半島の危機が高まっていく中、元情報司令部少佐で安全企画部にスカウトされたパク･ソギョンは、“黒金星”というコード･ネームで北朝鮮の核の実態を暴くために北朝鮮の核に携わる上層部内部に侵入しろという司令を受ける。

安全企画部の海外室長チェ･ハクソン(チョ･ジヌン)と大統領以外は家族でさえ彼の正体を知らない中で対北朝鮮事業家に偽装した“黒金星”は、中国の北京駐在の北朝鮮の上層部リ・ミョンウン(イ･ソンミン)に接近していくという内容だ。

この日の制作報告記者会見に出席した俳優のファン･ジョンミンは、『アクションはなかったのですが、口けんかは演じました』と話した。アクションシーンの代わりに濃い内容の会話や心理戦でかなり緊張感を高めたという。