映画「人狼」は朝鮮半島南北の統一準備の5ヵ年計画を宣布した後、反統一テロ団体が登場した混沌の2029年を背景にしている。警察組織の“特殊機甲大隊”と情報機関の“公安部”を中心とした絶対権力機関同士の息詰まるような対決の中、狼と呼ばれる人間兵器“人狼”の活躍を描いた映画だ。

公開されたティーザー予告編は、『“人狼”って聞いたことがあるか』というセリフを発する“特殊機甲大隊”のチャン･ジンテ(チョン･ウソン)の強烈な姿から始まる。暗闇の中で赤い瞳と共にゆっくりと現れる“特殊機甲大隊”は強力な武力を誇り、重々し緊張感をもたらしている。南北統一を前にした2029年、反統一テロ団体セクトは様々な場所でテロを起こし始める。これに立ち向かう警察組織の“特殊機甲大隊”と情報機関の“公安部”を中心に果てしない暗闇と戦争が起こり、一寸先も見えない混沌の時代を生々しく描いている。

映画「人狼」は7月末に韓国で公開される予定だ。