6月13日に韓国で公開される映画「探偵:リターンズ」は面白さを追求している。頭を悩ませる隠喩や社会的なメッセージは全て排除し、楽な気持ちで約2時間を楽しめるように配慮されている。

2015年に公開した前作「探偵なふたり」で対立しながらも絶妙な相性を見せたクォン･サンウとソン･ドンイルのコンビが、変わらぬまま帰ってきた。存在だけでも笑えるイ･グァンスも仲間に加わり、面白さを増している。

未解決殺人事件カフェの運営者で漫画喫茶の店長でもあるカン･デマン(クォン･サンウ)と広域捜査隊の伝説的な刑事ノ･テス(ソン･ドンイル)は、前作で猟奇的な殺人事件を解決した。その成果を受けて探偵事務所を設立して本格的に探偵の世界に足を踏み入れたところから物語は始まる。