12日の初回放送では、釜山(プサン)に疎開していたオ・ボクシル（チョ・アヨン）と家族が父と会うためにソウルに向かう途中、父から預かった金塊をファン・チャンシク（ソヌ・ジェドク）一味に盗まれてすっからかんになり、チュンサム（クォン・オヒョン）の家の近所に転がり込むことになる話が描かれた。

戦争の最中、オ・ボクシル家族はギョンホ（パク・ハジュン）の家族に会うことになり、チョンテ（イ・ヒョンビン）とボクシルがギョンホの父チュンサムのサックス演奏に夢中になっている隙に、ギジョン（パン・ヒョジョン）の金塊の入ったカバンがスリのファン・チャンシクの標的にされた。そして、ジョンフン（クォン・ミル）までもが弟を探すために席を外した瞬間、突然始まった空襲で修羅場となり、ごたごたの中で転んで手を放してしまった金塊カバンをファン・チャンシク一味のドンチョル（イ・ジュヒョン）が持ち去った。突然、全財産を失ったギジョンは精神的に落ち込み、人のいいチュンサムはボクシルの家族と共に金を用意して家に向かった。

チュンサムの近所に行ったボクシルの家族はサンマン（チョン・スンホ）の配慮により空き家で一晩を過ごすことができることになった。オクブン（イ・ギョンジン）が暗たんたる現実に眠ることができず憂いに陥っていると、突然立ち上がったギジョンは息子がカバンを見つけてきたと嘘をつく。そんなおばあちゃんの姿を見た子供たちは心を痛めた。