KBSドラマ「ジャグラス」で完璧主義の秘書マ･ボナを演じた女優チャ･ジュヨンは、最近のインタビューで『ボナに情が移ってしまい、ドラマが終わらなければいいなと思った』と寂しそうに話した。

ボナは主人公で親友のユニ（ペク･ジニ）を危機に落とし入れて視聴者に“黒ボナ”と呼ばれていたが、最後にはステキな秘書に戻った。

『ボナの暗い事情がドラマの愉快さを下げないかと心配もしました。しかし、制作陣の方々から、最後にはステキな秘書に戻るから気持ちが揺れないようにしてほしい、と言われたので信じて演じました。私としては一つのキャラクターでユニや上司のチョ専務（イム･ギョジン）、聴覚障害を持つ父との関係など様々な感情を見せることができるよい機会で楽しい挑戦でした。』

彼女は一番共演することの多かったイム･ギョジンについて、『最後に刑務所で会うとは思わなかった』と笑い、『先輩は本当に気転と瞬発力がすばらしかった。動線や表情が絶えず変わる。おかげで笑ってしまってNGを連発したが情が入ってしまい、最後には目だけ合わせてもグッとくる感情がこみ上げてきた』と話した。