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来年1月に公開、映画「一級機密」 2017年12月13日 16:17


『監督がこの場にいらっしゃったら本当に良かったのですが、それでも今は監督のことを考えないようにしています。監督が自分の心の中にいると思うとが、心が楽になります。』

俳優キム・サンギョンは11日に江南(カンナム)区CGV狎鴎亭(アックジョン)で開催された映画「一級機密」の制作記者会見でこのように話した。

来年1月に公開される映画「一級機密」は昨年12月に心臓麻痺で亡くなった故ホン・ギソン監督の遺作だ。キム・オクビンは昨年撮影していた当時を思い出して『(ホン・ギソン監督が亡くなられたことが)今も受け入れられない』と話した。

「一級機密」はここ数年間で実体が少しずつ明らかになってきている防衛産業の不正を扱っている作品だ。2002年のチョ・ジュヒョン空軍大佐の次世代戦闘機外圧説の暴露、2009年のキム・ヨンス海軍少佐の軍納不正の暴露など、軍の内部告発という実話を題材としている。

映画は戦闘機部品の供給会社の選定を巡る不正や相次ぐ戦闘機の墜落事故の真実を明らかにしようとする人々とそれを隠蔽しようとする勢力の戦いを描いている。キム・サンギョンは軍の機密を暴露しようと決心した国防部の航空部品購買課長パク・デイク中佐を、キム・オクビンは報道専門の記者キム・ジョンスク役を演じた。

キム・サンギョンは『映画「一級機密」は逆に皆が知らなければならない機密だ。政治的な要素がある映画ではなく、イ・スンシン将軍の時から長い間行われていた軍納不正に対する話となっている』と紹介した。
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