今一番旬な俳優マ・ドンソク（46）と個性派俳優イ・ドンフィ（32）は、映画「プラド」でピッタリの相性を見せる。

来月2日に公開される「プラド」（チャン・ユジョン監督）は、安東（アンドン）の宗家兄弟が父親の葬式の日に故郷を訪れて繰り広げる出来事を描いたコメディ映画だ。

マ・ドンソクに『俳優として全盛期を迎えているようですが』と尋ねると、『映画がうまくいったということだけで全盛期ではない』と謙遜した答えが返ってきた。彼が暴力的な組織を摘発する刑事役で出演した前作「犯罪都市」は、現在400万人突破を目前にしている。

マ・ドンソクは『映画を選択する際は興行を念頭に置いたり、“前回は強めの作品だったから今回は柔らかい作品をしなければ”と考えたりすることは全くない。「プラド」は親子間のストーリーをコミカルに解きほぐして展開させている』と出演のきっかけを明らかにした。

弟役チュ・ボンヨクとして共演したイ・ドンフィはマ・ドンソクについて格別な愛情の念を表し、『ドンソクさんが本当に私の兄だったら、私の人生は変わっていたでしょう。それくらい温かく魅力的な方。彼の保護を受けたい気持ちになりました』と述べた。イ・ドンフィは「プラド」が初めての映画主演作品だ。