映画とドラマを通じて演技のキャリアを積んでいる歌手BoAがメロ演技に挑戦した。

BoAが出演する3作目の映画「秋の郵便局」は、限りがある人生を生きる29歳“スリョン（BoA）”とスリョンだけを見つめて生きている26歳の青年ジュン（イ・ハクジュン）のかなうことのない愛を描いた。

12日にロッテシネマ建大(コンデ)入口で開かれた試写会でBoAは、『温かい感性のシナリオに惹かれて作品を選択した。30歳という年齢では死という言葉になじみが薄く遠く感じられたが、死を冷静に毅然と受け止めるスリョンの姿が魅力的だった』と語った。

映画でBoAが演じた田舎町の郵便局員スリョンは、演技と独白を通じてドラマを導いていく中心人物だ。

イム・ワンテ監督は、「Make Your Move」を見てBoAの魅力に惹かれ、彼女を主役にキャスティングした。

イム監督は、『スリョンというキャラクターを構築するために必要な演技、衣装、メイクなどすべての面を徹底して研究し準備してきたBoAの姿に撮影中ずっと心強い思いだった。完璧な感情移入と優れた演技力を見せた』と称賛した。

10月19日公開予定（韓国）で、12歳以上が観覧可能となっている。