9月29日韓国のKBSでは秋夕特集映画「インサイダーズ内部者たち」が放送される。

2015年公開された「インサイダーズ内部者たち」は700万人の観客を動員、興行の成功後に50分追加された「インサイダーズ内部者たちザ･オリジナル」が公開され200万人の観客を合わせて900万人の観客を動員した大ヒット作である。ユン･テホ作家のウェブ漫画が原作となっている。大統領有力候補の与党最高の実力者、韓国内最高企業、保守正論、日刊紙論説委員に特捜部検察、警察の手先、そしてチンピラまで錯綜して韓国の素顔が明らかになる。

後ろ盾なく、系図がないいつも昇進を目前にしてとどまってしまう検事ウ･ジャンフン（チョ･スンウ）は大統領選挙を前にして大々的な秘密資金調査の狙撃手になる機会を掴んだ。しかし秘密資金を横領したアン･ソング（イ･ビョンホン）のせいで捜査は終結され、ウ･ジャンフンは責任を取らされ左遷される。自身を廃人とした一同に復讐を計画する、政治やくざアン･サング。秘密資金ファイルとアン･サングという存在を利用し成功しようとする検事ウ･ジャンフン。そして秘密資金スキャンダルをもみ消さなければならない大統領候補と財閥、彼らの設計者イ･ガンヒ、噛みつき噛まれ、利用して利用される最悪の政治ドラマが繰り広げられる。