チャン・ハンジュン監督の「記憶の夜」が、約３ヵ月の撮影を全て終了し、先週クランクアップした。

「記憶の夜」は、独創的で、感覚的な演出で注目を浴びているチャン・ハンジュン監督と俳優カン・ハヌル、キム・ムヨルの共演で話題となった期待作だ。拉致された後19日ぶりに記憶を失って帰ってきた兄ユソク、見知らぬ人のようになってしまった兄を巡る隠された真実を追う弟ジンソクのミステリースリラー映画だ。

チャン・ハンジュン監督は、今回の作品の脚本と演出を直接担当した。才気あふれた吸引力のあるストーリーテリングで大衆の愛を受けてきたチャン監督は、「記憶の夜」を通して、反転を繰り返す緻密なストーリーとサスペンスを披露する予定だ。

最後の撮影を終えたチャン・ハンジュン監督は、『素晴らしい俳優、スタッフたちとへだたりなくコミュニケーションを取りながら、楽しい雰囲気で撮影した。韓国で滅多に見られないミステリースリラージャンルの映画を一生懸命作ったので、楽しんでくださることを願う』と所感を明らかにした。