今月7日から16日にかけて行われた第12回テルアビブ国際子ども映画祭で、ユン･ガウン監督の映画「私たち」が特別言及賞を受賞した。

同映画祭のミハエル･マトゥス執行委員長は18日、「『私たち』は繊細で微妙なテクニックで、子供たちにありがちな問題を探求している」と評価した。

同作品は子供が経験する友達との複雑で微妙な関係を繊細なタッチで描いており、大人たちに昔を思い出させるような作品だ。

今年のベルリン映画祭をはじめ、カナダやイタリア、ベルギー、チェコ、ポーランド、日本など、世界10カ国の映画祭に相次いで招かれ、テルアビブ以外でもチェコのズリーン国際子ども映画祭で大賞と最優秀主演賞を受賞している。