30日、KBS2TV「ミュージックバンク」は、27日の生放送で、担当者がアルバム販売量の集計を誤ったため、1位をAOAからTWICEに訂正したと発表した。地上派の音楽番組がミスを認めたのは異例で、ホームページの掲示板には、ランキング制の廃止要求が相次いで寄せられている。

音楽番組のランキング論争が起きたのは初めてでない。地上派やケーブルテレビの音楽番組ごとに集計方式が異なるため、１位の曲も異なり、ファンが公正さの問題を提起するなど、論争があった。また、一部の音楽企画会社が1位にするために音源点数を高くしようと、アルバムを買占めている、という噂も流れた。

音楽番組のランキングの議論が白熱したため、一部地上派放送社がランキングを廃止したこともあったが、2006年に廃止したMBC「ショー！Ｋ－ＰＯＰの中心」と2012年に廃止したSBS「人気歌謡」は、2013年に相次いでランキングを復活させた。

現在は地上派では、「ミュージックバンク」と「人気歌謡」がランキング制をとっているが、「ショー！Ｋ－ＰＯＰの中心」は昨年11月に再度廃止した。Mnetの「Mカウントダウン」をはじめSBS MTB「THE SHOW」、MBCミュージック「SHOW CHAMPION」などのケーブルテレビは、ランキング制をとっている。