3兄弟バンド サヌリムの次男キム・チャンフンが4年ぶりにデジタルシングル「黒石洞」を発表するとアルバム流通会社のミラーボールミュージックが11日明らかにした。

「黒石洞」は、サヌリム3兄弟の故郷で、キム・チャンフンはこの曲を通じて兄弟の幼い頃、過去への回想と自己反省を語った。この曲は、2012年に発表した3rdアルバム「幸せが送った手紙」以来の新曲だ。

ミラーボールミュージックは、『「黒石洞」には、亡くなった弟キム・チャンイクに対する恋しい気持ちが歌われている。誰かに対する恋しさを胸の片隅に抱いて暮らす私たちのための曲』と紹介した。

キム・チャンフンは、長男キム・チャンワン、三男キム・チャンイクとともに、サヌリムとして活動し、「私どうする」、「回想」、「山のおじいさん'」などの曲で人気を博した。しかし、キム・チャンイクが2008年1月にカナダ・バンクーバーで事故で死亡し、キム・チャンワンは、同年「これ以上のサヌリムはない」と解散を宣言した。

キム・チャンフンは俳優と音楽活動を続けてきたキム・チャンワンとは違って、サヌリム9thアルバム(1983)以降、会社員生活をしながら、ソロアルバム、サヌリム再結成の13thアルバムである「虹」(1997)などを発表していた。