デビュー10年目のラッパーP-type(本名カン・ジンピル、36)が約2年ぶりにフルアルバムを発表した。

所属事務所ブランニューミュージックは、2004年1stアルバム「ヘビー・バス」(Heavy Bass)でデビューしたP-typeが2013年3rdアルバム「ラップ」(RAP)に続いて、4thアルバム「ストリート・ポエトリー」(Street Poetry)を発表したと21日明らかにした。

アルバムにはタイトル曲「ドンキホーテ2」と今月11日に先行公開した「光化門(クァンファムン)」をはじめ、「最悪の男」、「暴力的な雑種文化」など、重々しいストーリーとしっかりしたサウンドの13曲が収録された。

「ドンキホーテ2」は11年前、歌手フィソンとコラボしヒップホップのクラシックと呼ばれた「ドンキホーテ」の連作となる曲だ。女性ボーカルグループThe Barberettesのキム・ウンヘが作曲し、洗練されたピアノのメロディと重いドラムビートにP-typeのラップとThe Barberettesの個性あふれる声が加わった。

所属事務所は『「ドンキホーテ」を愛したファンの期待に応えられるよう、出来上がりの良い曲で構成された。ヒップホップ界の名アルバムになると期待する』と伝えた。