旅客船沈没事故などにより、社会的に低迷した雰囲気の中で苦しい一年を送ったからか、パク･ヒョシンの「HAPPY TOGETHER」、キム･ジャンフンの「生きたい」、ULALA SESSIONの「Happy Virus」など、歌手たちが年末に希望と幸せを歌った新曲を出した。

韓国社会全体にのしかかる旅客船沈没事故の余波をはじめ、数年間にわたる経済不況、格差の深刻化、若年層の失業など、余裕のない大衆の心を慰めたいという心情が込められている。

さらに、今年はシン･へチョルの突然の死去、ガールズグループのLadies' Codeメンバーの交通事故死など、歌謡界にも悲しい出来事が多く、ミュージシャンたちもこのような歌を作って勇気づけた。

ある音楽企画会社の広報室長は、『今年はいつもより音楽が必要な一年だった。大衆音楽はいち早く社会を映し出すので、曲が悲しくても明るくても、大衆が共感するメッセージでポジティブな活力を与えたいという願いがあった』と話した。