製作費200億ウォン台の韓中合作映画「拳法」（原題）にキャスティングされていた俳優ヨ･ジングが降板することになった。

同映画の製作会社TPSカンパニーは報道資料を通し『韓国映画界の期待の星であるヨ･ジングと映画製作をできなくなり残念だ』と明かした。

当初、8月にクランクインする予定だったが、ヨ･ジングの所属事務所が5～7月に他の作品「私の心臓を撃て」への出演を決めたことで、製作会社と所属事務所はこの1ヵ月間、摩擦を続けていた。

TPSカンパニーは『5～7月は映画のクランクイン前の武術レーニングや、監督とのリーディングおよびキャラクター分析などをする重要な時期だが、所属事務所はこの時期に他の映画の撮影スケジュールを入れてしまった。双方の見解の相違でやむを得ず契約を破棄することになった』と明らかにした。

ヨ・ジングが降板することになり、この映画の撮影日程が延期される可能性も出てきた。