フォーク歌手チュ・ガヨルが恵まれない学生たちの奨学金調達のために、自身の絵画を展示する個展を開催する。

25日から来月6日まで水原（スウォン）市長安区水原美術展示館2階で「チュ・ガヨル分かち合い個展」というタイトルで絵画24点を展示する。

今回の個展はチュ・ガヨルが2011年から師事した東洋画家ホン・ヒョンピョ先生の招待で行われた。

気品のある木を描いた水墨画をはじめ、蘭と梅を描いた東洋画、ギターと音符を描いて彩色した水墨淡彩画など、彼が暇を見つけて描いた作品が展示される。

チュ・ガヨルは、『初の個展なのでコンサートを控えているかのようにときめいている。貧しい学生たちのためにいろいろな場所で個展や希望コンサートを行い、寄付のボランティアを拡大していきたい』と述べた。

展示初日午後5時には同僚歌手のパク・ハッキやフォークグループ自転車に乗った風景などの祝賀公演、カウンターテナーのルイス・チョイのお祝いの詩の朗読が行われる。また水原美術協会所属の作家300人もこの日、自分たちの作品を1点ずつ寄贈し、美術館1階で別途に展示会を行う。

作品販売収益は水原愛の奨学財団を通じて恵まれない小中高生たちにわたる予定だ。

チュ・ガヨルは無名時代の1988年、議政府市青少年広場で愛のコンサートを開き、小児がんの子供3人を救った。2002年から毎年2～3回ずつ全国を回りながら心臓病の子どもを救う希望コンサートを開催してきた。