最近「相続者たち」や「星から来たあなた」などの韓国ドラマが中国で大きな反響を得ている中、韓流ブームの元祖と言えるドラマ「大長今」の続編制作が具体化している。

MBC関係者によると20日、10月の放送開始を目標に制作準備を進めているという。

ドラマ制作に決定的な鍵を握っている主人公を演じた女優イ･ヨンエは最近、続編の出演を前向きに検討していると伝えられた。

イ･ヨンエの出演が決まれば、チ･ジニをはじめとする主要キャストも固まるとみられる。

同ドラマは朝鮮王朝時代初の女性医師で王の主治医になった大長今をモデルにしたドラマで、2003年9月15日に放送が始まり、国民ドラマと呼ばれるほどの大ヒット作となった。

放送終了後は世界約90ヵ国に輸出され、韓国料理や伝統文化を全世界に広めると同時に韓流ブームを巻き起こした。

輸出と広告だけで約380億ウォンの収益を計上し、2次コンテンツへと発展させたドラマ「大長今」の経済波及効果もおよそ1,119億ウォンにも上った。

このような波及効果の影響なのか、中国の様々な企業が「大長今」制作に投資の意思を示したという。

しかし、MBC関係者は『今の段階では海外企業からの投資を受けるよりは我々の自らの力で完成させ、輸出したい』と明らかにした。