俳優ヨ・ジングが、200億ウォン以上の制作費を投じた歴代最大規模の韓中合作映画「クォン・ボブ（拳法）」の主人公に抜てきされたと、投資配給会社CJ E＆Mが先月28日、明らかにした。

CJ E＆Mはヨ・ジングのキャスティングについて、『さまざまな作品で見せる感性やアクション演技において、無限の可能性を感じた。ヨ・ジングが感情豊かな演技やアクションを同時にこなすことができると判断した』と説明した。

この映画はエネルギーが枯渇していく未来に、偶然に犯罪者たちが集まって暮らす‘ビョルリ’という村に入ることになった高校生クォン・ボブが、そこに隠された無限のエネルギーの秘密を巨大勢力から守ろうと戦いに挑むという内容のSF映画だ。

全体の制作費（226億ウォン）の30%以上を中国の投資会社から投資を受けると同時に、中国全域の映画館での公開を目標とするCJ E＆Mのグローバルプロジェクトの一つである。

また、800万人の観客を動員した「トンマッコルへようこそ」（2005）で注目されたパク・グァンヒョン監督が演出を担当する。

映画は2016年の公開を目標に、今年の下半期から撮影をスタートさせる予定だ。