速射砲ラッパー・アウトサイダー（本名：シン・オクチョル・30）が韓国戦争当時、アメリカに搬出された「文定皇后の御宝返還運動」に参加するため、慈善活動を開催すると所属事務所が15日明らかにした。 先日、「文定皇后の御宝返還運動」のための100人委員会に委嘱されたアウトサイダーは23日、3年ぶりのカムバックを記念した公演を、麻浦区西橋洞Vホールで無料で開催し、観客の寄付金を「文定皇后の御宝返還運動」に寄付する。 朝鮮中宗の王妃である文定王后の御宝は、亀の形のハンドルが付いた金工塗装。 韓国戦争当時、米軍が密かに持ち去ったと推定され、ロサンゼルスカウンティ美術館（LACMA）が2000年にオークション市場で購入し所蔵してきた。 所属事務所は『アウトサイダーが自国の歴史と文化に愛情を示し、多様な広報大使としての活動を行っている。失われた貴重な文化財を取り戻そうという気持ちで無料公演を開催し、観客から寄付を募ることにした』と説明した。 この日の公演には、先着順で500人の観客を招待する。 他にも、多数の歌手がゲストとして出演する。 アウトサイダーは3年ぶりに発表したアルバム「Rebirth Outsider」で活動中だ。