イギリスの映画専門誌「スクリーン・インターナショナル」は14日、イム･サンス監督の「下女」に対し、『キム・ギヨン監督の同名のカルト・ムービーをリメークした作品で、賢明だが深みに欠ける映画。』だと評した。

「スクリーン・インターナショナル」はレビューを通じて『センシュアルでブラックユーモアに満ちている上出来の映画。』と肯定の評価をしながらも『50年前のキム･ギヨン監督のような緊張感は伝わらない。』とコメントした。

また、『原作が与える奇怪で驚異的雰囲気がほとんど感じられないという点はそんなに問題にならないかも知れない。しかし、サスペンスがもっと欲しかった。』と付け加えた。

イム･サンス監督が演出した映画の中、最も商業的な映画だと評価したこの専門誌は『序盤40分はとてもすばらしかった。だが、映画をスタイリッシュにする必要はなかったと思う。もっとストーリーに力を入れれば良かった。』と評価した。