絶対に忘れないと言っておきながら、13年ぶりに帰ってきました。お父さん…お父さん…
イ・ジュンギの凄まじい号泣シーンがお茶の間の涙を誘った。
29日SBS‘イルジメ’では、ついに過去の記憶を取り戻したヨンイ（イ･ジュンギ）の衝撃的な様子が放送された。

深刻な打撃を受けたヨンイ（過去のギョミ）。その影響で、長い間失っていた昔の記憶が彼を苦しめた。特に彼の父親の友達だと名乗るシム大監が逆賊に追い込まれる場面を目撃した時は、昔、父親（イ･ウォノ）が殺害された当時の記憶と重なり、悲劇的な過去が、彼に大きな衝撃を与えた。

特に梅の木の下での号泣シーンは、彼の悲しみが最もリアルに表現されている。昔住んでいた家を訪ね、家族との思い出にあふれている若い梅の木に触れ、やっと帰ってきたよと泣き叫ぶヨンイ。
この時、誰かが家に入ってくるのを見てばれないように木の下に座り込み口を塞いだ。手のひらでやっとのことで泣き声を押し殺しているヨンイの凄まじい姿が、この日の一番の見せ場ともいえる。

視聴者からは、イ･ジュンギの演技が、とても切なく、泣いてしまった。今日最高の名場面だった、という感想も寄せられている。
しかし、ヨンイの木の下の号泣シーンは良かったが、ヨンイが過去を思い出し、家を訪ね、号泣する過程までの高まったヨンイの感情が細かく表現されないままで残念だという指摘もあった。