映画｢るつぼ｣の制作陣が」10月3日報道資料を通じて『登場人物及び各名称の使用において、不要な誤解や思わぬ被害が生じる可能性ある」と伝えた。

制作陣は「この映画は実話とこれに基づいて書かれた原作小説「るつぼ」を映画化した作品で、映画上に登場する‘ムジン’という地名、登場人物や教会、商号などはすべて実際の事件と異なる仮名を使用している。また、一部登場人物及び事件展開にはフィクションが加えられており、事実とは異なる可能性がある」と話した。

また『制作陣の企画意図とは違う映画の構成に使用された名称や設定のため同じ名称を使用している方々や似たような状況に置かれている方々へのいらぬ誤解や思わぬ被害が生じる心配があり、非常に残念に思っている。映画の内容や構成によるいらぬ誤解はご遠慮いただきたい」と伝えた。

光州(グォンジュ) インファ学校で起きた強姦事件を基にした映画｢るつぼ｣は公開以来、国民的公憤を呼び起こし事件の再捜査、社会福祉事業法の改定が行われるなどの社会的波紋を巻き起こした。