韓国ピアニストで作曲家のイルマに当分の間、新しいアルバムを制作したり、発売することができないという裁判所の決定が下った。

ソウル中央地裁は、前所属事務所であるストンプミュージックがイルマを相手に起こしたアルバム発売禁止の仮処分申請を一部受け入れたことを明らかにした。

裁判所は「契約期間が長期間なので無効だとする主張や所属事務所が支援を疎かにしたというイルマの主張を受け入れるのは難しい」と明らかにした。

「イルマが所属事務所であるストンプミュージック以外に、他の会社とアルバムを制作、発売することは契約上の権利を侵害し、今後さらに紛争を発生させる恐れがあるとして、仮処分で禁止する」と決定した。

イルマは昨年9月、ストンプミュージック側に専属契約を解除するという通知を出してから、1か月あまりで他の会社と専属契約を結んでいた。