おいしいと評判の食堂の女主人スンジン(キム･ジャオク)には個性的な４人の子供がいる。金銭欲と名誉欲がある長女ジョンヒ(オ･ナラ)、刑事であらい性格の長男ジョンチョル(チャン･テソン)、発育障害の末っ子ジョンウ(イ･ヨンソク)、そして家出した父に代わり家計を切り盛りする憐れな母を気遣い幼い頃から家族たちの世話に忙しかった二女のジョンス(キム･ビヌ)。高校卒業後ギャラリーに入社し８年経つが集めたお金は一銭もないジョンス。そのジョンスに若くて有能なギャラリー企画チーム長ホン･ウジン(キム･ソニョク)が近づいてくる。だがウジンは妻子持ち。ある日、気難しいコレクターギュタク(キム･ドンヒョン)がジョンスの前に現れる。ギャラリーの本当の所有者でウジンの養父であるギュタクは平凡なコレクターに仮装しギャラリー運営を内密に試みる。本当は自分の初めての女だったスンジンを探すためにソウルへ戻ったギュタク。そしてスンジンがジョンスの母であるということを知るのだが…