3人の女子高同級生ヨンジュ(イ・ヨンエ)、サビン(チュ・サンミ)、ミヨン（キム・ミン)。女子高文学サークルで親しくなった3人は、昔からそれぞれ好きな作家や作品が違うように、結婚に対する考え方も恋愛スタイルも大きく違う。美術専攻だったミヨンは、大学時代自由な恋愛を楽しみ最近付き合い始めたスンジン(キム・サンギョン)との結婚を控えていた。もちろんスンジンとは既にセックスもし、スンジンもそんな部分については正直で積極的だ。そしてミヨンは親友のヨンジュ、サビンにも今の彼とのセックスが今後の結婚問題を左右すると言い切るのだが、セックス経験がなく純粋で保守的なヨンジュはそんなミヨンの話が聞き捨てならない。
一方、スンジンは小学生の頃ヨンジュに片思いしていたが、お互い音沙汰もなく過ごしていたところ偶然ヨンジュに会う。学生時代家庭不和で度々家を飛び出していたスンジンの心の底には、いつもか弱くておとなしいヨンジュの姿があった。そんなスンジンはヨンジュに再会した瞬間強く惹かれる。 もちろんスンジンは自分と結婚するミヨンがヨンジュの親友であることを知らずに…
ヨンジュもまたドンソク(イ・チャンフン)との結婚を控えているが、ドンソクはとてもおとなしく純粋な男。ドンソクと大学時代から長い間恋愛関係にあり愛を育んできた点においてはプライドを持っていたヨンジュだが、突然現れたスンジンに心が揺れる。これまでのドンソクとの恋愛が本当の恋愛ではないような、今まさに男らしい相手にあった気分だ。そしてスンジンがミヨンの結婚相手ということを知らないまま、保守的なヨンジュはスンジンの猛烈アタックを徐々に受けとめ始めるのだが….