1975年生まれのヨンミン（ペ・ヨンジュン）とヘイン（ソン・ヒョナ）は、幼少時代から同じ村で育った幼馴染みで、同じ大学の同じ学科に入学した新入生。ヨンミンは、バカ正直なボングァン（キム・ギョンウン）とユーモアのあるヒドン（クォン・オジュン）と共に下宿をしており、ヘインはお済まし屋のミナ（イ・ウィジョン）と一緒に下宿をしている。
忘れていたヘインの誕生日に気付いたヨンミンは、姉が営むレコード店でショパンの「雨だれ前奏曲」を買い、ヘインに渡すチャンスをうかがっていたが、ヘインはそんなヨンミンの気持ちも知らず、合コンに行くと浮かれ気分だ。
合コンからの帰り道、夕立にあい下宿前の坂を駆け上がっていたヘインは、誕生日プレゼントを渡そうと自分を待っていたヨンミンに会う。
ノ教授の文学概論の時間、「萬歳前」をきちんと読んで答えられたのは唯一ボングァンだった。ノ教授は本を読んだ感想をレポートで提出するように言いう。
講義の後、教授に褒められたボングァン。そんなボングァンが気に入らないヨンミンとヒドンは、ボングァンを仲間外れにし3人は気まずい雰囲気になる。そんな時、「農村の辛さ」という主題で大学生ビデオ大会に出品しようとしていたヒョヌ先輩から、農村出身の適役の友達はいないかと聞かれたヨンミンは、いたずら半、嫉妬半でボングァンを紹介した。
　 ボングァンは、自分をはじめ農村の人たちを同情するような態度のヒョヌ先輩が気に入らない。そして自分を取材班として紹介したのがヨンミンであることを知り、激しい裏切りを感じる。
ヨンミンとボングァンの間に気まずい沈黙が流れ、ヨンヘ姉さんを訪ねたボングァンはヨン姉さんの温かさに触れ癒される。奨学金を受け取ったボングァンはその一部を切り崩して姉さんにガスレンジを贈り、ヨンミンとボングァンの誤解も解けお互いの気持ちを分かち合える仲になる。