生まれつきけんかの強いヨソク(ペ・ヨンジュン)は、やくざ達の誘惑にも動じず大学進学のために一生懸命勉学に励んでいる。大学入試を目前に控えるヨソクは、自分に目をつけるやくざのボス、ガンス(チョ・ソンモ)を退け、馴染み深い故郷と自分を愛するスア(キム・ジョンア)を後にし、ソウルへ向かう。

警察学校入学を準備するヨソクは、検事ギ・ソンジェ(パク・グニョン)の娘ヘジュン(コ・ソヨン)と運命的に出会う。銀幕のスターだったヨソクの母はソンジェの恋人だったが、暴力団組長チャン・ミョンソク(キム・ムセン)の子供を無理に妊娠し、そうして生まれた息子ヨソクを育てたのだった。

一時はやくざだったが、今は田舎で小学校を運営しているミョンソクの父チャン・ドスも検事ソンジェの父とは仇怨関係にあった。

ヨソクはヘジュンの家でソンジェに会う。自分の母と共に写真に写っている男-ギ・ソンジェ・・・
ヨソクはソンジェが自分の父であろうと信じて疑わないが、ソンジェから自分の父ではないと聞く。
そしてヨソクの父がまさに新世紀派のボス、チャン・ミョンソクであることを知る。

警察大学に入学したヨソクに父ミョンソクは学校を辞めろと命令するが、ヨソクは断固として拒絶する。 ソンジェは、ある暴力団の死にミョンソクが関わっているという事実を知り、ミョンソクを裁判にかけるが、証拠不十分でミョンソクは釈放され、自分は一連の事態の責任をとり辞表を出す。

一方、ミョンソクの息子だがボスとしての資質がないサンヨプ(イ・ジョンウォン)は、エジュ(キム・ウォニ)を必死で追い掛け回しているが、エジュはサンヨプに見向きもしない。

ヨソクとヘジュンは、自分たちが仇怨関係の家の息子と娘であることを知り葛藤するが、二人の愛する気持ちは更に深まる。ミョンソプはサンヨプに新世紀派を継がせるためには、ソンジェを消さなければならないと考え行動を開始する。強姦及び殺人未遂の罠にはめられたソンジェは、大きなショックを受け自殺し、検事になった息子スンジュン(ビョン・ウミン)は、父の死にミョンソクが関わっている事実を知り、自らの手でミョンソクを処罰する決心を固める。

兄スンジュンから父の死にミョンソクが関わっていたという事実を知ったヘジュンは、ヨソクを忘れようとパリへの留学を決め、ヨソクは周囲の冷たい視線により苦労して通った警察大学を退学し、祖父が運営する田舎の小学校で身を隠しながら生活を始める。組織を譲り受けたサンヨプは必死だが、部下の裏切りで窮地に陥る。

一方、ガンスが子分を連れて上京、サンヨプへの裏切りを企むバンゲ派に入る。サンヨプは田舎でバンゲ派の襲撃を受け下半身不随になり、サンヨプの妻エジュはそのショックで流産してしまう。
ミョンソクはバンゲ派のポスを探し出し直接罰した後行方をくらまし、スンジュンはその事実を知りミョンソクを追う。バンゲ派は新世界派が崩れ空白ができた暴力団界を掌握する。

留学を終えデザイナーになり帰国したヘジュンは、いまだヨソクを忘れられずにいるが、ヨソクに簡単には近づけない。そんな中ドスが死に、ヨソクはソンジュンを尋ね一時間だけ父ミョンソクが葬儀に参列できるように頼む。

葬儀の日、スンジュンはヨソクが見守る目の前でミョンソクを逮捕する。ヨソクはバンゲ派が麻薬と売春にも関与していていた事実を知りこれを暴こうと決心、自分がこれほどまでに嫌悪していた暴力団界に飛び込む。バンゲ派を一網打尽したヨソクは、その資料をスンジュンに渡し自ら刑務所へ向かうのだが・・・