故郷を離れた人々の胸の中には、皆同じようにいつかは故郷に帰らなければという強い復帰本能があるものだ。
月日の前では人々の夢も姿もみな変わっていくが、その胸の片隅にある故郷の姿は永遠に離れた当時そのままに止まっている。
母の胸の中のように誰にも懐かしくそして切ない故郷という言葉…
縁側、田舎の土の道、飛び回って遊んだ空き地、母の香ばしいテンジャンチゲ(味噌汁)と表現される大人 たちの故郷、ブラウン管を通して映し出されるその頃の故郷の風景を通し、穏やかな波紋と感動を呼び起こすことでしょう。
今40～50代が経験してきたその頃の胸がしびれる愛の物語…
今日と昨日で変わる愛ではなく、10年も20年もずっと変わらない水のように澄んだ深い愛を語ろう。