メン・スニ(チェ・ジンシル)は幼少時に母が家出をした後、酒に溺れる父と幼い２人の弟妹のために自分を犠牲にしてきた。2人の学費を稼ぐためにがむしゃらに働き自分の学業は諦めた。そして５歳年下のパン・ソンムン（ソン・ヒョンジュ）と出会い結婚し２人の娘を授かる。平凡に「これが普通の幸せなんだ」と思いながら生きていたが、夫は浮気をし、スニに離婚を要求する。妹のメン・ヨンイ(イ・テラン)はクールなキャリアウーマンだが、出世のために自分を捨てた初恋の男性イ・ジョンドと再会し不倫関係になる。アメリカで博士になったスニの弟は父親のことを顧みようとはしない。
こうして、スニは辛く厳しい人生を生きていく。結局彼女は、ガンに侵され余命いくばくもないと診断された。その後、夫がこれまでの行動を反省しスニの元に戻ってくるのだが…